アンティークジュエリーってどんな宝石?分かりやすく解説します!

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ショッピングモールのアクセサリー・ジュエリー売り場に行くと、必ず見かけるアンティークデザインの指輪やネックレス、繊細でとっても可愛いのでついつい衝動買いしてしまう方も多いのではないでしょうか?

また、そのデザインがアンティークジュエリーに端を発していることに気づかずに、好みのアクセサリー・ジュエリーを買ってたら「アンティークなデザインが好きなんだね!」なんて言われたことのある方もいらっしゃると思います。

アンティークのデザインは優しさがあって華奢で、私も大好きなので、ジュエリー優のデザインにも多く取り入れています。

例えばこれとかも↓

シンプルですがクラッシックなシルエットに、やはりアンティーク技法のミルグレインを使った指輪です。(上の画像のジュエリーが気になる方は画像をクリックすると詳細ページに移動できます。)

 

ところでこの「アンティークジュエリー」と呼ばれるジュエリーはどんな宝石なのでしょうか?

発祥はアメリカ?それともヨーロッパ?詳しい方はご存知かもしれませんが、今日はその辺りのお話をしていこうと思います。

 

ジュエリーの歴史

アンティークジュエリーとは、広義では100年前後以上時間の経った装飾品全般を指します

ですので、歴史的に見ると1900年代初頭以前のアクセサリー・ジュエリーは全てこの条件に入ってきます。広い意味ではアンティークジュエリーの発祥は世界中ということになりますね。

ジュエリーやアクセサリーの起源は紀元前にまで遡ります。当時は動物の骨を削って身に着けると、その動物の力が宿ったり、穢れを払う石を磨いて身につけると病気が治ると信じられ、呪術的な意味が強かった様です。

その後、人が集団生活を送るにあたって、徐々に「国」の原型になるものが生まれ始めます。そうすると統治する者(王)は、権力の象徴として希少な石や金属を使ったジュエリーを作らせて身に着けるようになりました。

それと同時にジュエリーを作り、美しさを競うといった文化も育っていきました。

こうした文化は世界各国で必然的に生まれ、国の風土によって作られるジュエリーの形の違いはありますが、それぞれの国で独自のジュエリーに進化していきます。

やがて、ジュエリーの中心は産業革命により、ある程度の量が作れるようなってから、権力を誇示するための男性用のみでなく、芸術やファッション文化の渓流を汲み、女性用としてもひろがっていきました。

今日ではジュエリーの中心は女性ですもんね!

 

一般的に言われているアンティークジュエリーとは

さて、広義ではアンティークジュエリーの起源は全世界的なものというお話をしてきましたが、一般的にアンティークジュエリーと言った場合は、イギリスを中心としたヨーロッパ全体(特にイギリス・フランス・ドイツ・トルコなど)の100年程度以上の時間を経たジュエリーを指します。

なぜヨーロッパかというと、ヨーロッパは1900年代まで王制や貴族文化、宗教や思想などが最も発達した地方であり、芸術や工芸においても最も優れた美しい作品が集まっていることからアンティークジュエリーと言えばヨーロッパ各国で作られたジュエリーをのことを言います。

1900年代以降になると、ファッション(服飾)の流行、産業の機械化によりドイツやアメリカにデザインの中心が移っていき、素材もプラスチックや樹脂などの新素材を使った今でいうアクセサリーのジャンルが確立していきました。

このアクセサリーについてはアンティークジュエリーと別にヴィンテージアクセサリーという名前で呼ばれたりしています。

ヴィンテージアクセサリーにご興味がある方は、東京の祐天寺駅にあるアクセサリーミュージアムという美術館で多くの作品を見ることができますので是非行ってみて下さいね!

 

アンティークジュエリーの魅力

アンティークジュエリーの魅力は考え抜かれ今なお模倣されている、そのデザインにあることは勿論ですが、作られた時代の背景から身に着けていた人や、その環境を想像したりすることも楽しみ方のひとつですよね。

また、手工芸の時代だったからこその作品も多く見ることができます。

現代に比べて時間の流れが今よりもゆったりしていたので、職人さんが一つの作品にかけられる時間が多く、現在では制作の時間がかかりすぎて失われてしまった加工技術や、つくる過程が危険で、現在では禁止されている制作方法が使われている作品もアンティークジュエリーの魅力ですね。

ただ、なかなかアンティークジュエリーを見ることができる機会は多くはなく、美術館ですと近くで見たり、実際に身に着けてみることは難しくなってしまいます。

アンティークジュエリーにご興味を持った方がもっと身近に、その魅力を体験できる場があればと思い、ジュエリー優では年に一度、10月にアンティークジュエリー展を行っています。

もちろん入場料無料で、普段は美術館でしか見れないような作品も多数展示しております。その場で見て、触って、解説を聞きながら遠い時に想いを馳せることができるイベントになっていますので、お時間取れましたら是非遊びにいらしてみて下さい。

2018年の開催日程につきましては決まり次第発表致します。

ご興味のある方はトップページよりLINE友達登録して頂けましたら更新情報をお送り致します。

アンティークジュエリーの美しさ、楽しみ方を感じて頂けたら嬉しいです!それではまた。

 

関連記事:【ファッションに興味がある人必見】知る人ぞ知る美術館ーアクセサリーミュージアム(前編)

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