1月の誕生石をプレゼントしたい人必見!宝石の意味・宝石言葉まとめ

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1月の誕生石であるガーネット (garnet) の魅力を詳しくご紹介していきます。


ガーネットについて

ガーネットの産地と鉱物学

モース硬度は6.5-7.5。人の歯と同じくらいの硬さです。

インド・スリランカ・アメリカ・オーストラリア・ロシア・アフリカ諸国で産出、研磨されています。

古くから人々に愛されてきた宝石で、オレンジがかった赤色・ビビットなオレンジ・深い緑と様々なカラーが存在します。パイロープガーネット・アルマンディンガーネットなど、産出する鉱山の名前を冠して種類分けされる場合もあります。

ガーネットの中でも特にグロッシュラーライトガーネット (ツァボライト) と呼ばれる美しい緑色をしたガーネットは価値が高く、高値で取引されています。また、マンダリンガーネットと呼ばれる甘い果実の様な色をした種類も人気があります。

和名で柘榴石 (ざくろいし) と呼ばれる通り、一般的なガーネットは果物のザクロの様な色です。宝石用途の他にも、細かく砕いたガーネットを高い位置からジュエリーに落として模様を付ける道具、金剛砂 (こんごうしゃ) にも用いられます。

比較的、多くの地域で産出され、産出地ごとに様々な特徴があるため、ガーネットを専門にしたコレクターの方もいらっしゃいます。ガーネットはまた、原石からの加工・研磨性が良いので、ヨーロッパアンティークジュエリーにも頻繁に使用されました。

ガーネットにまつわる言い伝え

和名で柘榴石と呼ばれるガーネットは、日本だけでなくヨーロッパ圏やアメリカ合衆国においても、果物のザクロからその名が付けられました。英語のgarnet、ラテン語のgranatusはどちらも多くの種子を持つもの = 柘榴を指していると言われています。

古代のヨーロッパでは、ザクロは重要な意味を持つ果物でした。ギリシア神話では、冥界の王ハデスが地上を守っていた地母神ペルセポネに恋をして、強引に冥界へ連れて行ってしまいます。ペルセポネが冥界へ辿り着くと、ハデスはザクロの実を1粒与えます。

一度冥界の食べ物を口にした者は二度と地上に戻れなくなるという神の世界の決まりから、ペルセポネは冥界の女王となりました。しかし、誘拐に近い方法で娘を連れ去られた母の大地母神デメテルが大いに怒り、最高神のゼウスに訴えます。

その結果、ペルセポネは1年の1/3を冥界の女王として、2/3を地上で過ごすことになりました。自然を司るペルセポネが地上を守る1年の2/3の時間は暖かく、ペルセポネが冥界にいる1/3は全てが枯れ果ててしまう地上。という季節はこうして出来上りました。

この伝説からヨーロッパでは、ガーネットは愛と冥界を示す宝石と認識されるようになりました。19世紀のドイツの小説「ファールンの鉱山」では以下の様に登場します。

豪華客船の船員だったエリスは、母の死を知って帰郷するとショックで何もやる気が起きなくなってしまった。ある時、エリスの前に年老いた鉱夫が現れ、妖しく宝石が輝く地下世界の魅力をこんこんと語り、ファルンの町の鉱夫になるよう勧める。

老人の話を聞くうちに幻想に憑りつかれたエリスは、ファルンの鉱夫となる。その町でウラという女性と親しくなったエリスは結婚を決め、ウラにこう話した。

「心から愛するウラへ。ウラ、僕は貴方と出会えてとても幸せだ。僕は君への婚礼の贈り物として、どんな宝石よりも美しい、誠実な愛の証の桜桃色に輝くガーネットをこれから掘りにいこうと思う。戻ってきたら結婚しよう。」

このエリスの言葉の半分は本心だったが、半分には迷いがあった。

勿論エリスはウラを愛してはいたが、それ以上に地下世界の妖しい輝きに魅了されてしまっていたからだ。そしてエリスは落盤事故により、帰らぬ人となった。エリスを誘った老人は冥界の女王ペルセポネに仕える亡霊であった。そしてエリスも使者となった。

それから長い年月が経ち、エリスの遺体が発見された。その時一人の老婆が遺体に駆け寄った。ウラだ。遺体を抱きしめるとウラはその場で息絶えてしまい、町の教会に二人並んで埋葬されることとなった。二人は死してようやく結ばれたのだ。

ガーネットが愛と冥界を表す宝石であったことをよく物語っていますよね。そして、この小説が書かれた時期19世紀を鑑みると、ガーネットの愛の力が時代の中で途絶えずに信じられてきた歴史がよく分かります。

ガーネットが持つ意味

言い伝えの様にガーネットは愛を象徴する宝石として大切にされてきましたが、別の面では、その濃厚な赤色から血液の源であると考えられ、戦のお守りとして兵士達に愛されました。中世ヨーロッパでも十字軍が持っていたことは有名です。

その力は外傷に対してだけでなく、体内から起こる病の治癒や有害な空気の浄化、さらには落雷を避ける力さえあると信じられていた様です。冥界と地上を統べる宝石なだけに、人々がガーネットにどれだけ神秘性を感じていたかが分かりますね。

ガーネットの宝石言葉

愛情
深く愛し、いつくしむ心。
真実
うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。
実り
草木や穀物などが実を結ぶこと。
努力してよい結果を得ること。成果。

デジタル大辞泉から抜粋

ガーネットのプレゼントが適している方

愛情の宝石ガーネットは、恋愛を成就させてくれる宝石として強い力を持っています。そのため、1月の誕生石としてだけではなく、大切な恋人への贈り物としても人気です。外的・内的な悪い物から身を守ってくれる宝石ですので、お守りにもなります。

また、ガーネットは暗闇に炎を灯す宝石とも言われています。アクシデントが重なって心が塞ぎこんでしまった時でも心に火を灯し、辛い状況を打破していく活力を与えてくれるでしょう。お二人の絆として、お守りとしてペアでガーネットを持つのも良いですね。

 

まとめ

ガーネットは恋人同士の愛情を高め、持つ人のピンチを助け、心を支えてくれる宝石です。これほど心強い宝石はなかなかありません。古くから途切れることなく人々に大切にされてきたのも当然でしょう。1月生まれの方は幸せですね。

誕生石は、ご自身で選ぶ際もプレゼントする時も、状況に合った意味を持つ誕生石を選びましょう。プレゼントする場合には宝石言葉や言い伝えも一緒に伝えてあげると喜んでもらえますよ。その時にお相手にあなたの想いも合わせて伝えることを忘れずに。

誕生石をプレゼントする時は誕生石ジュエリーがオススメ

誕生石をプレゼントする際には、石のみを巾着などに入れてプレゼントする方法と、誕生石のジュエリーを贈る方法があります。

誕生石はお守りとして石のみを大切に持ち歩くのも良いのですが、ジュエリーとして指輪やペンダントネックレス、ピアス等にしてあげた方が誤って紛失しにくく、いつでも宝石の美しさを楽しめるのでオススメです。

誕生石のジュエリーをプレゼントする際に気を付けるべき点

誕生石のジュエリーは、いつも身に着けてあげた方が仲良くなれます。プレゼントであれば、貰った方を近くに感じられますよね。そのため、出来るだけシチュエーションやファッションに影響されないシンプルなデザインがオススメです。

大き過ぎるデザインや、重い印象のジュエリーは毎日付けるものとしては使いにくく、徐々に使わなくなってしまうので避けた方が良いでしょう。プレゼントされる方が付けやすいもの、お持ちのお好きなジュエリーとも一緒に使えるものを選びましょう。

シンプルな誕生石ジュエリーのデザイン例

  • 1月の誕生石リング「アリー」
    イエローゴールドとガーネットのアンティークテイストの組み合わせは、長い時を経て愛され続けています。
  • 1月の誕生石ペンダントネックレス「プシュケ」
    スッキリとしたホワイトゴールドにボルドーレッドのガーネットは石の力強さと大人の気品を感じさせます。

 

1月の誕生石ガーネットについて様々な角度からご紹介させて頂きました。誕生石の意味を調べたり、大切な方へ誕生石のジュエリー・アクセサリーをプレゼントされる際にお役立て頂けましたら幸いです。

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