【スイートテンや金婚式】結婚記念日の節目の呼び方と楽しい祝い方

お二人で誓いを立てて結婚してから、結婚記念日のお祝いはしていますか？「毎年お祝いイベントしてるよ！」という方もいれば「一度も気にしたことないな。結婚記念日っていつだっけ？そういえば何年経ったっけ？」という方もいらっしゃると思います。

普段の生活の中ではあまり気にかけることがないかもしれませんが、お誕生日同様に結婚記念日はお二人の歩みを確認したり、お互いへの感謝を自然に伝えることができる二人だけの特別な一日でもあるのです。

ということで、今回はお二人らしく結婚記念日を過ごすための様々なアイディアをご提案させて頂きます。また、結婚記念日はほぼ毎年のように結婚周年数に合わせて決まった呼び名があるので、周年数ごとの呼び方もご紹介致します。

 

結婚記念日の周年数ごとの呼び方

結婚記念日は結婚周年数ごとに呼び方が決まっています。イギリスで定着していた結婚の記念を祝う日にならって、明治天皇が銀婚式を挙げたことから、日本でも結婚の周年を祝う夫婦間のイベントとして定着しました。

説によっては、16年目はトパーズ婚式、17年目はアメジスト婚式、18年目はガーネット婚式、19年目はジルコン婚式となっている場合もございます。概ね、安価な素材の名前から周年を重ねるごとに高価な素材の名前を冠するものに変化していますね。

これは、長い時をかけて夫婦の絆を強くすることで、お二人にとってお互いが何者にも代えがたい存在になっていく様子を表していると言われています。本国イギリスでは5周年ごとに結婚記念日をお祝いすることが慣習ができたようです。

 

結婚記念日は重要！「結婚記念日を忘れる」ことの5つのデメリット

時々、「結婚記念日なんかいつだか忘れちゃったよ」や「結婚してから何年経ったか分からない」と耳にします。しかし、結婚記念日を忘れてしまうことは、これからのお二人の「幸せ」に大きなデメリットとなってしまう可能性があります。

1. 存在意義や肯定感を失ってしまう可能性がある

やはりお互いに人間ですから祝ってもらう・褒めてもらうのは単純に嬉しいものです。誕生日も「おめでとう！」と言ってもらえるだけでも嬉しいですよね。特にどちらかが地元から離れて暮らしている場合は、結婚記念日に限らず夫婦のイベントは大切にしましょう。

2. 互いへの感謝を忘れがちになってしまう可能性がある

近い関係であるほど、居て当たり前・やってくれて当たり前といった感覚になってしまいますが、お仕事や料理・洗濯など、日常はオートマティックではありません。やってくれているパートナーがいるからこそ毎日の生活は成り立っています。

3. 結婚当初の気持ちを忘れてしまう可能性がある

結婚当初の風景を思い起こすことで夫婦での余暇の過ごし方の幅が広がります。「あの時食べたラーメン屋まだあるかな？」「夜景の綺麗なあのホテル、当時高くて泊れなかったよね」という会話がお二人の「やってみよう！」「行ってみよう！」に繋がります。

4. お互いの魅力を感じなくなってしまう可能性がある

家族になると、お互いの目を気にしなくなってしまうことがあります。しかし、セックスアピールはパートナーを惹きつけ、若さを保つための大切なポイントです。年に1回位はお互い着飾ってデートに行く日があっても良いのではないでしょうか。

5. お子様への教育の機会を逸してしまう可能性がある

お子様にとって、両親の仲の良さ自体が嬉しいことですし、「将来は自分も父と母のようなパートナーに出会えたらいいな」と感じてもらえる環境が良い教育になります。結婚記念日はお子様にとっても出生のルーツを確かめられる日なのです。

 

お二人らしい結婚記念日のつくり方

お二人らしい結婚記念日をつくるためのヒントを挙げていきます。オリジナリティある結婚記念日をお過ごし頂けたら嬉しいです。

思い出に残すには

形に残すには

下準備が大切

事前にしっかり予定を決めるとワクワク感が増しますし、当日を全力で楽しめます。楽しいイベントを計画すること自体も嬉しいものですよね。当日の帰りには「次回の記念日は何しよう？」と話題になるようにお互いの気持ちを尊重しましょう。

 

結婚記念日のサプライズは喜ばれる？

「せっかくの結婚記念日だからサプライズでイベントやプレゼントを用意して驚かせたい！」とお考えになる方もいらっしゃると思いますが、残念ながらサプライズを受ける側は「結婚記念日のサプライズは嬉しくない」と感じてしまう方も多い様です。

一番の理由としては結婚記念日は二人にとってのものなので、どちらか一方から突然提案されるよりも「二人で用意して準備も含めて楽しみたい」と思うからの様です。また、「欲しいものを事前にさりげなく聞いて欲しい」という意見も見られます。

確かに普段着で急に高級レストランに連れていかれたり、準備なしの旅行となると「それは言っておいてよ！」と不満も出てしまいますよね。また、プレゼントについては趣味と違う洋服やサイズの合わない指輪などでは「折角もらっても着ける時が無い」と残念な結果になってしまいます。

そのため、結婚記念日にサプライズを決行したい場合は事前に探りを入れた上で、メインイベントやプレゼントとしてではなく、プラスアルファとしてさりげないものが良いでしょう。例えば2件目のバーの予約や、プレゼントならネックレスやピアス等がオススメです。

 

まとめ

結婚記念日はご夫婦にとってだけでなく、間接的にお子様にとっても大切な日です。「記念日忘れちゃったよ」という方はご結婚指輪の内側に刻印されている日付をあらためて見返し、次からでも計画してみて下さい。

「毎年は疲れちゃう」という方はイギリス式に5年に1回位のペースの方がマンネリ感も生まれずに良いかもしれません。

ジュエリーショップの当店の場合は、結婚記念日に合わせて「二人でペアリング作りのワークショップに行きたい」「婚約指輪を今の自分に合う様にリフォームしたい」「結婚指輪と重ね着けできる記念の指輪が欲しい」というご相談をよく承ります。

毎日が慌ただしく、ふと気が付くと月日が経っていますが、たまには結婚当初を思い出してみたり、「やっぱりこの人と結婚して良かったな」と互いに想える日を設けると、その日はご家族全員が温かい気持ちになれると思います。

お二人らしい結婚記念日を計画して、楽しくお過ごしいただけたら嬉しいです。