あれ?指輪が入らない!簡単4つのステップで手と指のむくみをとる方法

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「お気に入りの指輪のサイズがいつの間にか合わない」「しっかり測ってもらって用意したはずの結婚指輪がキツくなっている」と、ドキッとされている方も多いのではないでしょうか?私自身も時々、指輪が入りにくい時があり、四苦八苦することがあります。

普段使いの指輪であれば、時期を見て指輪のサイズ直しの修理をショップに依頼できますが、ご結婚指輪の場合は、お時間を取れない場合もありますよね。そんな時には、これからご紹介させて頂く5つの手・指ストレッチを試してみて下さい。

今回は自律神経を整える耳の施術で、テレビ番組にも出演された家族整体院の重本洋幸院長に「即効性があって効果的に指を細くする方法を教えてください!」と、ご相談させて頂き、全面的にご協力・監修して頂いております。

指輪が抜けなくなってしまった場合の対処方法は気が付いたら指輪が抜けない!どうしよう?指輪の外し方でご紹介しておりますので、よろしければこちらも合わせてご覧下さい。

 

なぜ今まで入っていた指輪がきつく感じるの?

坂東公美子「先生、そもそもなぜ最近まで入っていた指輪が、いつの間にかきつく感じることがあるのでしょうか?」

重本院長「体重の増加や、突き指などでの骨格の変化なども考えられるので一概には言えませんが。最近まで入っていた指輪が入らなくなる・入りにくくなるといった状態は体調や季節の変化、生活環境による手・指のむくみが原因であることが多いです。」

重本院長体重の増加や骨格の変化の場合は、どうしても改善に時間を要します。今回は『即効性があってご自身でできる改善方法』のご相談ですので、『指がむくんでしまって指輪がきつい状態の場合』を前提としたストレッチコースをご用意しました。」

手や指がむくんでしまう原因

坂東公美子「具体的なむくみの原因を教えて下さい。」

重本院長「手や指に限らず、血流が悪くなると体がむくみます。風邪で手や顔がむくんでしまうのはそのためです。また寒暖の差が激しいとむくみやすくなりますね。アルコールや水分を過剰に摂取してもむくんでしまいます。ご経験はありませんか?」

坂東公美子「あります (笑)。お酒を飲んだ翌日は顔や手がパンパンで・・・。」

重本院長「そうなんですよね (笑)。ですからご結婚式などの重要なイベントの前には1週間位前からアルコールや水分摂取の調整を行って頂くことが理想です。そして今からお伝えするストレッチを毎晩寝る前に行って頂くと効果が現れてくると思います。」

坂東公美子「指輪がきついことに気が付いたのが前日という場合は効果が見込めないのでしょうか?」

重本院長「そんなことはありません。人によって即効性や効果に差はありますが、ストレッチの効果は2時間程で現れてきますので、前日の夜と当日の朝に行って頂ければ改善の見込みがあります。できれば、毎日の習慣として取り入れて頂いた方が良いですが。」

手と指のむくみをとる4つのステップ

ご注意点

  • STEP1~4の順番を守って行って下さい。
  • 手や指を無理に引っ張ったり伸ばしたりするとケガをしてしまう可能性があります。気持ち良いと思うところで止めて下さい (無理をしてお怪我をされた場合も補償等はいたしかねます)。
  • 即効性や効果には個人差がございます。

[BEFORE] ストレッチ前の採寸

どの位の効果が表れるのかを見るために採寸しました。私のギリギリ入る指輪のサイズは7号。実際には、採寸は不要です。

[STEP1] 手首のストレッチ

片方の手で指を支えながら、手首を手の甲を反らすように伸ばしていきます。少し伸ばしたところで鼻から息を吸って、ゆっくりと口から吐くタイミングで手首を押し込んで伸ばします。「深呼吸に合わせて吐くタイミングで少しずつ伸ばす」を繰り返します。

「もうこれ以上曲がらない」と感じるところで止めて10秒間キープします (痛い場合は無理をしないで下さい)。キープしている間も深呼吸は止めないで下さい。片側の手首が終わったら反対側も同様に行います。

両方の手首を伸ばしたら手を返し、手の甲を下に向けて同じように深呼吸とともに口から息を吐くタイミングで手首から曲げていきます。「そろそろ痛いな」と感じるところで10秒間キープします。深呼吸は止めないで、片側の手首が終わったら反対側も同様に行います。

[STEP2] 手の甲をほぐして溜まった老廃物を流す

テーブルなどに手を開いた状態で置き、手を固定します。反対側の手を軽く握り、第一関節と第二関節の間の指の裏面で、テーブルに固定した手の甲全体を円を描く様に軽く擦っていきます。擦り始めると固定した手にゴリゴリとした感触 (手のコリ) を感じます。

擦っていくうちに段々とコリが消えていくので、コリコリ感が少なくなるまでしっかりとほぐします。この時にあまり強く擦り過ぎるとアザになってしまうことがあるので気を付けて下さい。コリが消えたら手を入れ替えて反対側も行います。

さらに、固定している側の手の指と指の間の溝になっている部分に握った手の第一関節を当て、指の股から手首に向かってなぞっていきます。この時は指側から手首側に一定方向で流すように握った手を動かして下さい。

[STEP3] 指を挟んでコリをほぐす

人差し指と中指の深いところ (水かきに近い部分) で反対側の指を根元から左右で挟み、指先に向けて動かします。強く引く必要はありませんので、引っ張り過ぎない様に注意して下さい (ケガにつながります)。引っ張るよりしっかり挟む方が大切です。

挟んで動かすとゴリゴリとした触感を感じることがありますが、これが指に溜まってしまった疲労です。ゴリゴリ感が無くなるまで、ゆっくり繰り返して下さい。手を入れ替えて同様に反対側の手も行います。

左右が終わったら今度は指を上下で挟み、同様に動かします。ケガをしないようゆっくり力をコントロールして行って下さい。

[STEP4] 手を握る・手を開く運動で指の老廃物を流す

最後に [STEP3] でほぐした指に溜まっている老廃物を流していきます。指の腹が指にしっかりと付くように指先を曲げます。

そのまま猫の手のような形になるように握っていきます。この時に親指が手のひらから離れない様にして下さい。猫の手の形で握ったら10秒間キープします。

次にゆっくり手を開いていきます。じゃんけんのパーの様な形ではなく、できる限り指先を手首側に反らします。そのまま10秒間キープします。再度、猫の手の形にゆっくりと握り、ゆっくりと開くを3回繰り返したら終了です。お疲れ様でした!

[AFTER] ストレッチ後の採寸

少し時間を置いて、あらためてギリギリ入るサイズを計測してみたところ、サイズ6も入るようになりました。1サイズ分ダウンは嬉しい!これなら、ストレッチを継続すれば効果が期待できますね。重本先生ありがとうございました。

 

まとめ

今まで手や指のストレッチは行ったことがなかったので、ここまで即効性があるとは思いませんでした。「あともうちょっと指輪が楽に入るようにしたい!」「結婚式までにあと少し細くなるように間に合わせたい!」という方に、今回のストレッチはオススメです。

しかし、指を細くしたいからといって力を入れ過ぎたり、素早く動かしてしまうと腱鞘炎などのケガの原因になりますので、くれぐれも注意して下さい。リラックスして、ゆっくりストレッチを行い、ちょっと痛気持ちよい位で止めてあげるのがコツです!

そして、重本先生も仰っていましたが、2サイズ以上細くしたい場合や骨格が原因の場合はストレッチでは難しいようです。指輪が明らかに小さい場合や、指輪が完全に入らないと感じた時は、お近くのジュエリーショップでサイズ直しの修理を依頼して下さい。

指輪のサイズ直しの修理につきましては、当店でもご来店・ご郵送の両方で承っておりますのでお気軽にご相談下さい。

また、ご協力頂いた重本先生は整体施術の他にも、今回の様にひとりひとりの悩みに合わせてストレッチカリキュラムを組んで下さるなどの自宅ケアコンサルティングも受け付けていらっしゃるそうです。ご相談してみてはいかがでしょうか?

今後も身近なお役立ち情報を発信していきますので、時々、ジュエリー優のトピックスを覗いて下さったら嬉しいです。

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