指輪やネックレスなどのジュエリーは高価なものが多く、思い入れも深いので、紛失してしまうとショックが大きいですよね。特に結婚指輪を失くしてしまった場合は、自分一人だけのものではないため余計に焦ってしまうと思います。
しかし、冷静になって一か所ずつ確認していくと、意外な場所から出てくることがありますので、落ち着いて探していきましょう。今回は指輪をはじめとするジュエリーを紛失してしまった時の探し方のヒントと、失くさないための対策をご紹介いたします。
「指輪がない!」と思ったら
先ずは落ち着いて記憶を辿ってみて下さい。できればご自分の行動を時系列でメモに書き起こし、ゆっくり確認していくと良いでしょう。
紛失してしまったことを中心に考えてしまいがちですが、「当日訪れた場所」や「前日の行動」などの紛失してしまった可能性のある状況を書き起こし、次に「その時に取っていた行動」といった順で思い出していくと指輪の在処を特定しやすいです。
紛失しまった場所がある程度特定できる場合は?
場所がある程度分かっている場合は、見つかる可能性は高いと思われます。ここでは実際に見つかった事例をご紹介していきます。
自宅の中にあるはずなのに見つからないケース
- 郵便が来て慌てて出たため、意図しない場所に置いてしまっていた。
- ご家族が着けて出かけてしまっていた。
- 玄関などに置かれたままなのを、ご家族が気付いて保管してくれていた。
- お子様が触って床の隙間に入ってしまっていた。
- ペットが咥えて寝床に持って行った。
ご自宅で紛失してしまった場合は、ご家族やペットが触ってしまい、失くしてしまったと勘違いしているケースも多いので、入念に探して、ご家族にも尋ねてみましょう。ただし、トイレに流してしまったケースでは戻ってこない可能性が高くなります。
バッグの中や近親者が持っているケース
- バッグの中の普段使わない隠しポケットにしまっていた。
- コートの内ポケットにしまって忘れていた。
- お財布にしまって忘れていた。
- 彼とドライブに行き、車の中で外してドアポケットに置き忘れていた。
- 洋服の試着の際に外して預かってもらい、自分も店員さんも忘れてしまっていた。
「大切なものだから」と普段と違う場所にしまって、忘れているケースも多く見られます。また、近親者に預けた安堵感から、預けたこと自体を忘れている場合もありますので、一通り探して見つからない場合は近親者にも尋ねてみましょう。
外出先で置き忘れてしまっているケース
- ホテルに宿泊した際、バスルームに置いたままにしてしまった。
- ショッピングモールのトイレの洗面台で外して置き忘れていた。
- スパやプールに行った際の更衣室でしまい忘れていた。
- 美容院やエステに行った際に預けて忘れていた。
外出先での紛失に気が付いた場合には早い対応が必要です。置き忘れてしまったことが確実でなくても「もしかしたら」と思ったら、すぐにホテルやショッピングモールに問い合わせましょう。連絡の際には宝石の色やデザインの特徴も添えて確認して下さい。
紛失した場所が全く分からない場合は?
紛失してしまった場所に見当がつかない場合は、紛失してから現在までの思いつく限りの場所を総当たりで探すことになります。そんな時でも、日常で当たり前に行っている行動の中で紛失している可能性も考えられます。
例えば、
- オフィスや学校の引出しの中にある。
- お買い物、通勤、通学の途中で落としてしまっている。
- 友人の家に遊びに行った際に外して忘れて帰ってしまっている。
などです。一人で探していると精神的な負担にもなりますので、一通り探して見つからない場合は、ご家族や信頼できるご友人にも協力してもらって下さい。また、普段利用している電車やバスなどの交通機関にも連絡してみましょう。
どうしても見つからない場合は、各都道府県の警察署に届出を出しましょう。お近くの交番やインターネットからでも届出ができます。神奈川県の場合は、専用ダイヤルによる相談や、紛失してしまった品物をウエブサイトで探すこともできるようです。
指輪を紛失しないための3つの事前対策
どんなに気を付けていても、ふとした時に失くしてしまうので、仕方がないのですが、出来る限りジュエリーの紛失を避けるために、3つの事前対策をご紹介します。普段から気軽にできる対策なので是非実践してみて下さい。
①指輪を紛失してしまいやすいシチュエーションを知っておく
- お風呂に入る時
- 脱衣所で指輪を外した際に、服に引っ掛かったことに気付かず、後で洗濯機の裏などから見つかるというケースがあります。
- 引っ越しする時
- お引っ越しの際は慌ただしく、紛失しやすいので、ジュエリーは段ボールには詰めずに一つにまとめて手持ちで運びましょう。
- 旅行に行く時
- 宿に置き忘れるケースも多く見られます。日常とは違った生活スタイルになるため、注意力散漫になりやすいからでしょう。
- イベントに参加する時
- お料理やダンス教室などのジュエリーを外す場面が予測されるイベントでは、事務局に事前に確認をした方が安心です。
- お酒を飲んだ時
- お酒を飲むと指がむくむため、指輪を外したくなります。飲酒時は記憶力が弱くなりがちですのでご注意下さい。
②指輪を置く場所を決めておく (外出時は専用のポーチを用意する)
ご自宅でジュエリーを保管される際は置く場所を決めておきましょう。できれば指輪・ネックレス・ピアスなどのアイテムごとに整理できるジュエリーボックスを用意しておくと便利です。最近ではダイソーなどの100円均一でもジュエリートレイが購入できます。
外出される時は目立つカラーの小さなポーチをバッグに入れておくと安心です。「大切なものは全てこのポーチに入れる」と決めておくと、ジュエリーを紛失してしまう可能性を大きく下げられると思います。
③指輪の画像を撮っておく
事後対策になりますが、指輪を含むお持ちのジュエリーの画像をスマートフォンで撮って保存しておきましょう。ご自身で探してみて、見つからなかった場合に、画像を見せて周囲に協力を求めることができます。
また、警察署や駅に相談する時や、届けられていた場合にも「金色でダイヤが付いている・・・」と口頭で伝えるよりも、画像を見せた方が自分が持ち主であることを証明しやすくなります。盗難にあった際も画像を残しておくと役立ちます。
探しても見つからなかった場合は?
心当たりを全て探しても見つからなければ購入店に相談してみて下さい。思い入れや使用した年月までは再現できませんが、同デザインのものを再購入できるかもしれません。結婚指輪についてはショップによって紛失を想定したプランもある様です。
また、再購入できなくても、全く同じデザインにはなりませんが、近いデザインのジュエリーを作ることは可能です。当店でも旦那様の結婚指輪をお預かりして奥様の指輪の作成を承ったり、右耳用のピアスから左耳側をお作りする例がございます。
まとめ
大切な指輪を紛失されてしまった方はご自分の行動を時系列で書き出し、落ち着いて探してみて下さい。一人で探して見つからなかった時は「怒られるかも・・・」と思っても、早めにパートナーにお話して、ご家族、信頼できるご友人にも相談した方が良いでしょう。
実際に、山中で落としてしまった結婚指輪についてTwitterで拡散したところ、持ち主に届いたという心温まる記事もありました。しかし、情報を公開することで逆に盗まれてしまう可能性もありますので、SNSを使って探す手段は慎重に判断して下さい。
私自身も大切なダイヤモンドのピアスを失くしてしまった経験があり、手を尽くしましたが見つかりませんでした。何年も前の出来事なのに今でも時々思い出してしまいます。今、探されているあなたの指輪が早く見つかりますようお祈りしています。