3月の誕生石であるアクアマリン (aquamarine)・サンゴ (coral) ・ブラッドストーン (bloodstone)・アイオライト (iolite) の魅力を詳しくご紹介していきます。
アクアマリンについて
アクアマリンの産地と鉱物学
モース硬度は7.5。人の歯と同じくらいの硬さです。
ブラジル・インド・スリランカ・マダガスカル・ロシア・パキスタン等で産出、加工・研磨されています。
アクアマリンは鉱物的にはベリルという種類でエメラルドの親戚にあたります。別名でブルーベリルとも呼ばれます。まっすぐに並んだ針状の内包物 (インクルージョン) によって、シャトヤンシー効果 (またはキャッツアイ効果) と言われる猫の目のような光の筋が現れる物も存在します。
シャトヤンシー効果の見られるアクアマリンはアクアマリンキャッツアイと呼ばれ、鉱物コレクターに人気の宝石になっています。アクアマリンの中でも深く透き通った青色の石は、サンタマリア・アフリカーナと呼ばれ高額で取引されます。
サンタマリア・アフリカーナとは世界一美しいアクアマリンが産出されるブラジルのサンタマリア鉱山も由来する名称でした。しかし枯渇してしまったため、現在ではサンタマリア鉱山で採掘されていたアクアマリンと同品質程度の石を指す名称になっています。
アクアマリンにまつわる言い伝え
瑞々しい青色のアクアマリンはラテン語の「水 (aqua)」と「海 (marina)」の名の通り、古くから航海のお守りとして船乗りの人々の身に着けられてきました。この慣習はギリシア神話の海の怪物セイレーンと海と地震を司る神ポセイドンの物語に起因します。
セイレーンは上半身が美しい女性の姿、下半身が鳥の姿をしており、とても美しい声を持っています。夜になると静まり返った海上で歌を歌い、船乗り達を誘惑します。セイレーンに幻惑された船は方向感覚を失い難破してしまいます。
こうして、次々と人々を誘惑しては遭難させて食い殺していたセイレーンを見かねたポセイドンは、セイレーンをきつく戒め、彼女の大切にしていたアクアマリンを取り上げました。大事な宝石を失ったセイレーンは二度と悪事を働かなくなりました。
この物語からアクアマリンにセイレーンとポセイドンを彫りこんで身に着けていると、海での事故に遭わなくなると信じられるようになりました。一方アクアマリンはセイレーン自身であり、ポセイドンによって石に変えられたというお話もあります。
ローマ神話ではアクアマリンは「月の石」とされています。これはアクアマリンが太陽神アポロの妹、月の神ディアーナの守護石であったからだと言われています。また、アクアマリンはロウソクの光に良く映えたため、中世ヨーロッパの夜会でよく身に着けられました。
この夜会での流行から「月の石」と語り継がれることになったのかもしれません。
アクアマリンが持つ意味
生命の源である海原を表すアクアマリンには無限の生命力が秘められていて、持つ者を癒し続けてくれると言われています。日々の生活の中で溜まってしまったストレスや疲れを癒し、元気と瑞々しさを取り戻してくれる宝石です。
また、考え過ぎて絡まってしまった悩みや疑念の糸を優しく解き、正常な思考状態にリセットしてくれます。心身共に癒してくれるアクアマリンを身に着けることで内在的な魅力も開花するので、対人関係の面でも好印象を与えられる様になります。
アクアマリンの宝石言葉
- 健康
- からだに悪いところがなく、丈夫なこと。また、そのさま。
- 開拓
- 新しい分野・領域・進路などを切り開くこと。
- 幸福
- 満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。
デジタル大辞泉から抜粋
アクアマリンのプレゼントが適している方
毎日の勉強や家事、仕事に心身共に疲れてしまった方にはアクアマリンがオススメです。寝る前にアクアマリンをぼんやりと眺めながら瞑想すると、ストレスを感じていた頭の中がゆっくりと空になっていき安眠効果が高まります。
「あれもやらなきゃ!これもやらなきゃ!」と頭の中が一杯になってしまった時は、5分程何も考えずにアクアマリンをそっと握って目を瞑ると心が落ち着いてきます。思考がリセットされて物事を進める優先順位が付けやすくなるでしょう。
サンゴ (珊瑚) について
サンゴ (珊瑚) の産地と鉱物学
モース硬度は3.0から3.5。硬貨と擦れるだけで傷が付いてしまう柔らかい宝石です。
日本・中国・イタリア・ギリシャ・フランス・スペイン等で産出、加工・研磨されています。
サンゴは宝石の中では数少ないの有機物の宝石です。海底に生える植物の様に見えますが、生物学的にはイソギンチャクと同じ動物 (腔腸動物) の種に分類されます。産地によってサンゴの種類が異なるため、サンゴの色も採れる場所によって変わります。
宝石用のサンゴは、日本近海では最高品質とされる血赤サンゴと呼ばれる濃赤色のサンゴの他、桃色サンゴ、白サンゴの種が採取されます。地中海沿いのイタリアやフランス、スペインでは赤色からオレンジ色の赤サンゴと呼ばれる種が採られています。
血赤サンゴは特に日本・中国・台湾で人気の宝石です。日本では古くから七宝(金・銀・瑠璃 (るり)・玻璃 (はり)・硨磲 (しゃこ)・珊瑚 (さんご)・瑪瑙 (めのう)) の一つとされています。2010年頃から中国船籍によるサンゴの密漁が大きな社会問題になっています。
サンゴ (珊瑚) にまつわる言い伝え
サンゴには赤色・桃色・白色とカラーバリエーションがありますが、ヨーロッパでも日本でも最高級の色は血液の様な赤とされてきました。日本近海で採取可能であったため、私達がよく知る「竹取物語 (かぐや姫)」の中にもサンゴと思われる宝石が登場します。
竹から生まれ、美しく成長したかぐや姫の元には沢山の求婚者が現れます。
中でも財力・名声共に揃った石作皇子 (いしづくりのみこ)、車持皇子 (くらもちのみこ)、右大臣阿倍御主人 (あべのみうし)、大納言大伴御行 (おおとものみゆき)、中納言石上麻呂 (いそかみのまろ) の5人が「我こそは!」と、かぐや姫に言い寄ります。
しかし、月の住人であるかぐや姫の元には、8月の満月の日に月から迎えが来てしまいます。だからと言って「私は月の民なので結婚はできません」とは言えないので、5人それぞれにこの世に存在しない宝物を注文し、持ってきた人と結婚するという条件を出しました。
この時に車持皇子 (くらもちのみこ) に注文した宝物が、根は銀、枝は金、真珠が実る、蓬莱の玉の枝 (ほうらいのたまのえだ) なのですが、当然、どこを探してもありません。困った車持皇子は鍛冶職人に贋作を作らせます。
この時に作らせた宝飾品の枝部分には、極上の血赤サンゴが使われたという説があります。
その出来栄えにかぐや姫も思わず納得しそうになりました。結局は嘘が発覚してしまうのですが、美しい血赤サンゴと金の枝に、ふんだん実っている純白の真珠のコントラストを想像すると、騙されるのも納得してしまいますね。
サンゴ (珊瑚) が持つ意味
血液の様に赤いサンゴには強力な生命力が宿っていると信じられてきました。そのため、戦の際には武具に取り付けたりペンダントとして首から下げていた様です。また、宝石としてだけではなく、粉にして飲むとあらゆる病を治すと考えられていました。
この、サンゴが人々にとって万能薬であるという信仰はヨーロッパ・インドを含む中央アジア、日本を含む東アジアと広い範囲で見られます。特に中国では現在でも幸福と富をもたらす宝物として、宝石・彫刻など様々な形で好まれています。
サンゴ (珊瑚) の宝石言葉
- 幸福
- 満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。
- 長寿
- 寿命の長いこと。長命。
- 聡明
- 物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。
デジタル大辞泉から抜粋
サンゴ (珊瑚) のプレゼントが適している方
生命力の象徴であるサンゴは、免疫力が低い子供や、体が弱りやすい妊娠中の女性などが身に着けると良いとされています。身体のリズムを整え、外部からの邪気を払います。スペインでは「ヒーガ」と呼ばれるサンゴを彫った子供用のお守りが使われています。
また、精神的に不安定になっている状態にも効果がある様です。「些細なことでも不安になってしまう」「感情の起伏が激しくコントロールできない」という時には、サンゴを身に着けたり手元に置いておくと心が鎮まってきます。
ブラッドストーンについて
ブラッドストーンの産地と鉱物学
モース硬度は7.0。人の歯と同じくらいの硬さです。
アメリカ・インド・オーストラリア・ブラジル等で産出、加工・研磨されています。
ブラッドストーンは鉱物的にはカルセドニー、和名では玉髄 (ぎょくずい) という種類の鉱物に分類されます。カルセドニーの中で緑から青みがかった地の色を持ち、中に赤色の斑点の混じる石がブラッドストーン、和名で血石 (けっせき) と呼ばれます。
ブラッドストーンは単一の結晶ではなく、クウォーツ (水晶) が網目状に集まった変種の鉱物であるため、世界的に広範囲で産出されます。希少性はあまりありませんが、古くから多く出土しており、お守りとして愛されてきた宝石です。
碧色に浮かび上がる血液の様な斑点模様から、いにしえの人々は人類と親和性のある不思議な力を感じたのでしょう。宗教との関連も深く、キリスト教ではイエス・キリストが処刑された際、大地に流れ落ちた血がブラッドストーンになったと考えられています。
ブラッドストーンにまつわる言い伝え
ブラッドストーンと人類の関りの歴史は古く、紀元前4000年頃の古代エジプトにはお守りや印章として用いられていました。エジプト神話 (ヘリオポリスの神話) に登場する豊穣の女神「イシス」の血として祀られていた様です。
その後、紀元後1500年頃まで、エジプトの「ヘリオポリス」という地名と「イシス」の血の伝説から、ブラッドストーンは「ヘリオトロープ (heliotrope)」=「太陽を動かす石」と呼ばれました。強大な魔力を持つと信じられ、主に宗教用途で使われました。
そして、ブラッドストーンは各地の宗教に取り入れられていきました。中でも特に有名なのがキリスト教です。イエス・キリストが十字架にかけられたゴルゴタの丘の「十字架の道行」の場面では次の様に登場します。
イエスは自らを処刑するための十字架を担ぎゴルゴタの丘を登りました。いばらの冠を被せられた額からは汗と血が滲んでいます。イエスの信者であったヴェロニカという女性は、自らのヴェールでイエスの額を拭いました。
丘に到着し、十字架にかけられたイエスは、間もなく脇腹を槍で突かれて処刑されます。イエスの体から大量の血が吹き出すと、信者の一人はその血を杯で受け止めました。そして、その血は碧玉の岩の上にも流れ落ち、岩の色をも変えてしまいました。
これらのイエスの血を含んだ品々は、後にイエスの聖遺物として、それぞれ「ヴェロニカのベール」「聖杯」「キリストの寝台」として祀られます。この「キリストの寝台」となったブラッドストーンは、キリスト教徒の大切なお守りとして重用されました。
ブラッドストーンが持つ意味
ブラッドストーンは病気やケガから身を守ってくれる宝石とされています。古代ローマ時代では、特に兵士などの戦いの最前線に向かう人々に人気があり、お守りとして常に持ち歩くことが習慣化されていた様です。
また「太陽を動かす石」と呼ばれていたとおり、使い方によっては暴風や豪雨、地震などの自然災害を招く力がある宝石とされていました。虚偽を暴く宝石とも言われ、持っていると相手の嘘が分かるという言い伝えもあります。
ブラッドストーンの宝石言葉
- 勇気
- いさましい意気。困難や危険を恐れない心。
- 聡明
- 物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。
- 献身
- 他人やある物事のために、わが身を犠牲にして尽くすこと。
デジタル大辞泉から抜粋
ブラッドストーンのプレゼントが適している方
ブラッドストーンは目標に向かって突き進んでいる人にオススメの宝石です。様々なアクシデントがあっても持ち主の想いに従って、折れずに進み続ける勇気を与えてくれます。チャンスの場面ではスムーズに物事が運ぶ様に力を貸してくれるでしょう。
新しいことにチャレンジしようとしている方にとっては良い機会や出会いを呼んで、精神的なハードルを下げてくれる宝石とされています。勉強やお仕事だけではなく趣味においても持ち主の可能性を広げてくれる宝石です。
アイオライトについて
アイオライトの産地と鉱物学
鉱物名はコーディエライト (cordierite)。宝石品質の一部がアイオライト (iolite) と呼ばれます。和名は菫青石 (きんせいせき) です。
モース硬度は7.0。鋼鉄のヤスリでは削れてしまいます。
菫 (すみれ) 青 (あお) の名の通り、サファイヤに似たブルー系バイオレットカラーの不思議な光を放つ魅力的な宝石です。
アイオライトは人気ミュージシャン米津玄師さんの歌詞にも出てくることから人気が高まっています。インド・スリランカ・マダガスカル・アメリカ等で産出されます。特にインドでの産出量が多く、高品質なアイオライトはインド産の石が多いです。
アイオライトの親戚に桜石という宝石があります。柱状に育つレアストーンで、断面が桜の花に似ている面白い宝石です。京都府亀岡市の特産宝石で、国の天然記念物に指定されています。亀岡市のお寺で観察できるので、ご旅行の際には是非ご覧になって下さい。
アイオライトにまつわる言い伝え
AD (紀元後) 800年から1000年頃までヨーロッパの海を闊歩したバイキングのコンパスとして使用されたというお話が有名です。バイキングとは当時の海賊のことで、人気漫画ワンピースをイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。
と言っても、当時の海賊達は争いや略奪を主としていたわけではなく、多くの場合ではアフリカ大陸や西アジアの地域との貿易で生計を立てていました。今ですとヨーロッパからアフリカ大陸や西アジア地域の距離はそんなに遠く感じませんよね。
しかし、方位磁針も無い時代に一面の大海原の中、正確に船を往来させて交易することは並大抵のことではありません。どうやってバイキング達は方位を把握していたのか?この時にコンパス代わりに使われたのがアイオライト・カルサイト・トルマリンでした。
これらの宝石には複屈折を起こすという光学的な特徴があります。複屈折とは光を通常光線と異常光線の二つに分ける効果で、例えば写真の上にこれらの宝石を置くと写真が二重に見えます。また、自然光下では時間によって二重になる角度が変わるそうです。
この特徴を利用して晴れた日に観測結果をプロットしていくことで、曇りの日でも太陽の位置と時間を把握することが出来るので、バイキング達がある程度正確に方角を捉えることができたのだと考えられています。千年以上も前にすごい航海術です。
このことからアイオライトはバイキングの太陽石、バイキングのコンパスと呼ばれました。これらの宝石についての実験は現在でも度々行われ、有用であるという結果も出ているようです。それにしても宝石をコンパス代わりに使うというのは贅沢な話ですよね。
アイオライトが持つ意味
アイオライトは航海だけでなく、状況を良い方向に導いてくれる・迷いを取り除いてくれる・人生に道を示してくれる宝石とされています。交易を生活の基盤にしていたバイキング達にとってアイオライトは正に無くてはならない宝石でした。
また、アイオライトは純粋な愛情を育む宝石とされています。恋人や夫婦間は勿論ですが、親子の仲や友人間の関係においても、相手を大切に想う気持ちを良い形で表現できるように調整・サポートしてくれる優しい宝石です。
アイオライトの宝石言葉
- 自立
- 他への従属から離れて独り立ちすること。
- 他からの支配や助力を受けずに、存在すること。
- 誠実
- 私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。
- 心の安定
- 気持ちが落ち着いていて、激しい変動のないこと。
一部デジタル大辞泉から抜粋
アイオライトのプレゼントが適している方
「ベッドに入ると色々なことを考えてしまって眠れない」「ちょっとしたことでドキドキしてしまう」等の不安やストレスを抱えている方にオススメです。心を落ち着かせて冷静になれる様にサポートし、物事が上手くいくように魅力を引き出してくれます。
心の成長を促進して誠実に相手と向き合うことを助ける宝石ですので、思ったことを素直に伝えることが苦手な方や、人と多く関わる営業職の方に良いでしょう。また、仲の良い家族や友人間の方にアイオライトを贈ると、絆を一層強くしてくれます。
まとめ
3月の誕生石のアクアマリン・サンゴ・ブラッドストーン・アイオライトは、それぞれ特徴のある意味を持った宝石達です。贈りたいお相手のことをしっかりイメージして、「あの人にはこれだ!」と思う宝石を選んでプレゼントしてあげて下さいね。
誕生石は、ご自身で選ぶ際もプレゼントする時も、状況に合った意味を持つ誕生石を選びましょう。プレゼントする際には宝石言葉や言い伝えも一緒に伝えてあげると喜んでもらえますよ。その時にお相手にあなたの想いも合わせて伝えることを忘れずに。
誕生石をプレゼントする時は誕生石ジュエリーがオススメ
誕生石をプレゼントする際は、石のみを巾着などに入れてプレゼントする方法と、誕生石のジュエリーを贈る方法があります。
誕生石はお守りとして石のみを大切に持ち歩くのも良いのですが、ジュエリーとして指輪やペンダントネックレス、ピアス等にしてあげた方が紛失しにくく、いつでも宝石の美しさを楽しめるのでオススメです。
誕生石のジュエリーをプレゼントする際に気を付けるべきこと
誕生石のジュエリーは、いつも身に着けてあげた方が仲良くなれます。プレゼントであれば、貰った方のことも近くに感じることができますよね。そのため、出来るだけシチュエーションやファッションに影響されないシンプルなデザインがオススメです。
大き過ぎるデザインや、重量感のあるジュエリーは毎日着つける物としては使いにくく、徐々に使わなくなってしまうので避けた方が良いでしょう。プレゼントされる方が着けやすいもの、お持ちのお好きなジュエリーとも一緒に使えるものを選びましょう。
シンプルな誕生石ジュエリーのデザイン例
アクアマリンとアコヤ真珠の優しい組み合わせです。イエローゴールド・ホワイトゴールド、どちらも合います。
アクアマリンとホワイトゴールドの組み合わせは清楚ですっきりとした印象になります。1石のペンダントが使い易いですね。
3月の誕生石アクアマリン・サンゴ ・ブラッドストーン・アイオライトについて様々な角度からご紹介させて頂きました。誕生石の意味を調べたり、大切な方へ誕生石のジュエリー・アクセサリーをプレゼントされる際にお役立て頂けましたら幸いです。