結婚指輪を用意する時期や値段の目安とトラブルが起きた時の対処方法

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ご結婚が決まると、お互いのご両親とのお顔合わせや結婚式場・披露宴の予約など、様々なご準備をされると思います。その中で結婚指輪もご検討されると思いますが、インターネットやお店を見てみると、様々な種類があって迷ってしまいますよね。

特に、これまで指輪やネックレスなどのアクセサリー・ジュエリーにあまりご興味が無かった方にとっては、結婚指輪の相場は分かりにくいのではないでしょうか?そこで、今回は結婚指輪の用意を始めた方が良い時期や、ご費用の目安などについて詳しくご紹介致します。

 

結婚指輪を用意する時期

結婚指輪を手元に用意する時期は結婚式の2週間前~2ヵ月前位が良いでしょう。あまり早過ぎると、指のサイズが変わってしまったり保管に困ることがあります。逆に直前ですと、結婚式に結婚指輪が間に合わないなどの不測の事態に対応することができません。

結婚式は行わずに指輪の交換を行う場合は、日程はあまり気にならないと思われますが、それでも記念日当日にお店に受け取りに行くよりは事前に受け取っておく方が安心です。用意する方法によって準備する時期が変わりますので下記を参考にして下さい。

※いずれの場合も目安となるおおよその日数ですので、詳しくは準備されるお店にて事前確認をお願いします。

出来上がっている結婚指輪を購入する場合

既に出来上がっている結婚指輪を購入される場合は、結婚式の1ヵ月前位までにお店に注文すれば、間に合うことが多いです。

出来上がっている指輪を購入する場合でも、お二人の指に合わせたサイズ調整や、指輪内側の刻印等が必要になり、注文した当日に受け取れるわけではないので注意が必要です。気に入った指輪を見つけたら、お店に完成までの時間を確認しておきましょう。

オーダーメイドで注文する場合

決まったデザインの結婚指輪を注文するセミオーダーメイドの場合で結婚式の2ヵ月前~3ヵ月前位、デザインを打ち合わせながらお二人だけの結婚指輪を作るフルオーダーメイドの場合3ヵ月前~6ヵ月前位にお店に相談するのがオススメです。

特にフルオーダーメイドの場合は、お二人とデザイナーで打ち合わせながら結婚指輪を作っていくので、早めの準備が必要です。

二人で手作りする場合

指輪を購入したりオーダーメイドで制作してもらう以外にも、ワークショップを利用してお二人で手作りすることも可能です。

ワークショップでお二人で結婚指輪を手作りされる場合は目安として結婚式の1ヵ月前~2ヵ月前位にお店を予約しましょう。お店によって制作工程が異なり、お二人のご希望によっても完成に要する日数が前後しますので、お店ごとに確認が必要です。

 

結婚指輪の値段の目安

結婚指輪の平均購入額はペア料金で21.7万円、価格帯では20万円~30万円が最多となっています (2020年マイナビウエディング調査)。一人あたりで10万円~15万円前後が最も人気があるということですね。素材はプラチナ・イエローゴールドが人気です。

結婚指輪の値段はブランド (ティファニーは20万円~) や購入方法 (セミオーダーは10万円~30万円前後/フルオーダーは20万円~/ワークショップは10万円~20万円前後) によっても変わります。デザイン以外に購入方法も二人で打ち合わせしておきましょう。

 

結婚指輪は男性側が購入するべき?

婚約指輪の場合は、男性から女性に婚約の証しに贈る指輪ですので、男性もしくは男性側の家が支払うことが一般的です。しかし、結婚指輪の場合には特に決まりはないので、お二人もしくは両家での話し合いの上、決定することになります。

  • 婚約指輪と同じように、結婚の証しとして男性が購入費を支払う。
  • 自分が着ける指輪は、自分で購入費を支払う。
  • 交換するものなので、相手の指輪の購入費を支払う。
  • 指輪の交換は2人で行うイベントなので、購入費は折半する。

どの選択も不自然ではありませんので、ご親族全体の関係や地域の慣習も考慮した上で、支払い方法を決めると良いでしょう。

 

結婚指輪を購入した際に起こりうるトラブルと対処方法

結婚指輪を購入するにあたって、どんなに事前準備を行っていても、場合によってはトラブルが起きてしまうことがあります。基本的には、トラブルが起きてしまった際には購入店と話し合い、早期に解決していくことが最善の方法です。

では、どんなトラブルが考えられるのか?代表的なトラブルを例に対策をご紹介させて頂きます。

結婚指輪が予定日までに届かない

「毎日忙しく過ごしているうちに結婚指輪を発注することを忘れてしまっていた。」「注文していた結婚指輪がお店の都合で結婚式までに届かなくなってしまった。」この様な場合は、デザインの変更結婚式には仮の指輪を使用する対応が考えられます。

シンプルなデザインの指輪の場合は、結婚式直前の日程でも用意可能なお店があります。また、お店側の都合で指輪が間に合わなくなってしまいそうな場合は、代替品を用意してもらったり、比較的に安価な銀製等の指輪を代わりに使うといった方法があります。

出来上がった結婚指輪のサイズが合わない

指輪が完成し試着したところ指輪がきつい (又はゆるい) という場合は結婚式までの日数に合わせて、すぐに修理してもらうべきか、結婚式後に直してもらうべきかを決めましょう。お店から指輪を受け取る際には必ず試着してサイズを確認して下さい。

結婚式後にサイズを直してもらう場合や、持ち帰ってからサイズが合わないことに気が付いたケースでも、無償で修理してもらえることが多いので、早めに購入店に連絡しましょう。万が一、対応してもらえない場合も修理店で直してもらうことが可能です。

結婚式の予定日がずれてしまうため刻印を直したい

「急遽ご親族の日程が合わなくなった。」「天災の影響 (コロナウイルス感染などを含む) によって結婚式の日程が変わった。」などにより、結婚指輪の内側に彫った日付を修正したい場合は、一度文字を消してから希望のお日にちに彫り直すことができます。

こちらのケースも、販売店が無償対応してくれる場合が多いので、まずは販売店に相談してみて下さい。刻印の入れ直しを断られてしまった場合は、有料にはなってしまいますが当店でも文字消し・文字入れ [費用:11,000円(税込)位/出来上がりまでの日数:7日~10日位] を承ります。

 

まとめ

結婚指輪を用意するにあたっての時期やご費用の目安、代表的なトラブルについてご紹介させて頂きました。今回の内容は一般的な目安ですので、詳しいお話はお目当てのお店に確認して頂いた方が良いと思います。

結婚指輪は基本的には生涯着け続ける指輪ですので、デザインやブランド、値段だけでなく、ビフォアサービス・アフターサービスがしっかりしているお店を探して、結婚指輪選びをするのもひとつのポイントかもしれません。

こちらの記事がこれから結婚指輪購入の準備をされるお二人や、トラブルに見舞われてしまった方のご参考になれば嬉しいです。

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